【岩見沢】市内31軒の水稲農家で稲発酵組飼料(稲WSC)を栽培する生産法人「田藁屋」(濱本壮男会長)は持続的な農畜産業を目指し、2022年から「敷島ファーム」(本社・栃木県、高田正樹社長)が胆振管内白老町で経営する直営牧場と「耕畜連携」に取り組んでいる。敷島ファームは、田藁屋の稲WCSで飼育し、肉牛の糞尿のペレット肥料を田藁屋の農家がカボチャなどの野菜栽培に利用。双方の耕畜連携は、グリーントランスフォーメーション(GX)の取り組みにもつながるとし、濱本会長は「資源の循環利用を進め、循環型農業の新しい姿を目指したい」と意気込んでいる。(写真=ペレット肥料で収穫したカボチャを手に濱本会長(右)と稲WSCで飼育したうちの肉を手に高田社長、鈴木振興局長(左)も参加した牛肉の試食会)
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