【砂川、奈井江】北海道電力は砂川発電所と奈井江発電所について2027年3月末で廃止する方針であることがわかった。同社幹部が今月に入ってから地元自治体をはじめ関連団体や業者などに事前説明を行っている。廃止となれば、燃料となる石炭を納める採炭業者にとっては経営の生命線が絶たれることになり、北海道開拓から130年以上にわたり続いてきた空知管内における炭鉱の消滅にもつながる歴史の転換点になる。また、裾野の広い業種だけに地域経済への影響を懸念する声も出ている。(写真=北電が廃止の方針を示した砂川発電所と奈井江発電所)
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